新卒と短大の状況

短大はどうでしょう。
大企業が新卒の一般職を採らなくなったために、現在の短大生の就職は厳しい状況に置かれていますが、バブル全盛の90年代初めまでは、女性が社会人デビューを果たすメインステージであったことは間違いありません。
短大の就職斡旋システムは四年制大学よりも高校のシステムに近いものであり、学生が特定の大企業にアプローチするには学校推薦を得なくてはならないのです。
つまり自由応募にはなっていないのです。
かつては企業から多くの推薦枠が提示され、学生はその中からある程度は選ぶことができました。
そして学校推薦が得られれば、それは入社の権利を得たにも等しかったのです。
規制はありましたが、学生にとってはそのおかげで、「就職ができない」というような心配はまずしなくていい、という状況でした。
ただし推薦枠を提示する権利は企業側にありますから、知名度の高い大企業であれば、一部の有名短大にだけ推薦枠を提示していれば手間もかからず、学校側も成績上位者を推薦していたのです。
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